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3月25日 鹿児島~知覧~沖縄へ

走行距離:ーー

出費:16,899円 (全62,918円)

朝ごはんを食べて、リトルアジアを出、駅のロッカーに荷物を預けて知覧へ。2時間ぐらいでついたけど、坂がきつかった。

まず武家屋敷へ。雰囲気がとてもよかった。紫芋ソフトを食べた後、特攻平和会館へ。

一人モニターにかじりついて、50人弱の特攻隊員の遺書を片っ端から読んでいた。何度も目が潤んだ。怒り、悲しみのようなものが混ざり合った衝撃のようなものを受けた。それは簡単に言葉にできるようなものではない。中でも「弟たちにも俺の後に続いて死ぬように言ってくれ」と母親宛に送っている手紙にショックを受けた。俺は絶対にそんな言葉は口にしたくない。

僕がモニターをにらんでいる間に、観光バスで来たたくさんのおばさんおじさんたちが、モニターと、それを食い入るように見る僕の顔を交互に見て通り過ぎていった。彼らの「あと10年早く生まれていたら俺もこうなっていたんだな。この時代に生まれなくてよかった」や「もう少し後に生まれていたらこの子達はこんなめにあわなくてすんだのに」という声が僕の気持ちをしらけさせた。正直、彼らの意見は何の解決にもなっていないと思ったけれど、それはあくまで“僕の中での解決”の話。口に出すべきことじゃない。少し時間を置いて、自分の受けた衝撃を言葉にしてみる。僕のするべきことはそれだけだ。

特攻隊の映像の2回し目を見終わったとき、時間が迫っていることに気づいた。もう一度来ようと思う。

帰って食糧を買い込みフェリーへ。マリックスラインのクイーンコーラル8に乗ったんだけど、今まで乗った2等の中で最悪だった。荷物を置くスペースがなく、自分のスペースの足ものに荷物を置くと寝るスペースがない。しかも隣の人の寝相が悪く、ちょくちょく足がとんでくる。

寝床こそ悪かったけれど、出会いは最高だった。夜一人でデッキに上がってギターを弾いていると、三線(沖縄三味線)を持った男の子が話しかけてくれ、聞かせてもらう。その後、そこでたまたまゆずの歌を歌っていると、別の若者2人組が(一人はレゲエのボーカル、一人はサッカー好き)、「こっちでゆず弾いてよ」と言って、デッキの入り口の階段へ。何曲かゆずや19を歌ったり、三線を弾いたりしていると、ビールのおじさん(後でみんなにビールを配ってくれた)や、15歳の少女や、通りがかりのおばさんなどが集まってきた。最後のほうに、俺がギターを弾き、それに合わせて三線が入り、レゲエのボーカルの人が即興で歌を歌った。それが最高に気持ちよかった。これが音楽だと思った。ただG→C→Dの簡単なループなのに、こんなに楽しいなんて…。最終的には船員さんが来て「たくさん苦情がきているのでやめてくれ」と言われ、お開きになる。周りの人には悪いと思ったけど、この日のバイブレーションはすごかった。

旅専用HP Trippin' cat 

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